もり本 MegumiMorimotoBlog

日々の出来事、展覧会やイベントのお知らせ、考えたことなど・・・
くしゃみ
朝からくしゃみばかりがでます。
漁師さんのような身体のポテンシャルで毎日に望まないと。。

初夏に、芸術の森美術館で展示販売させていただく小品のモデル試作中。
| morimotomegumi | - | 12:44 | - | - |
六日目のこと
21日月曜日は、休廊日。いったん岩見沢の大学に戻った後、またテンポラリーに行った。
大学で途中まで描いていた2m30センチ四方の絵を丸めて電車で札幌にいった。そういうハプニング的な何かか、みたいな状況になった。
札幌についたのは夜九時ごろ。養生兼カーテン、兼即席天窓、中森さん曰く蚕の繭、の目張りに使っていた赤いテープが切れてしまい、大通りまで探しにいく。
ドンキホーテにいたら道新記者のHさんから電話が来た。
子どもを寝かしつけてからお電話していいですか?とのこと。電話口の後ろから元気そうな娘さんの声が聞こえていた。
赤いテープは13m35円で八巻購入。今回はそんなに使わないだろうけど・・・
一人ワシャワシャしながらもつくりとしては単純なことなので、「ついにこういうことになってしまったなー」と思いながらもくもく幕を張る。

夜中Hさんから電話が来た。寝かしつけおつかれさまですと心の中で思いつつお話。
とらえどころのない感じでお話ししてしまい反省。でも、「自分に何が出来るんだろう」と思って記者になったというHさんと「自分なんで今生きてるんだろう」の中で制作しているという話くらいからチャンネルがあってきたような感じがする。答えなんて出ないけどそれが燃え続けているというかね・・・と話。

どんなふうに記事になるのか・・・「わかられたいことはあるが正確にわかられなくていい、どのようにわかられてもいい」と思って、今回やっていることを一般化してわかるように書かなくてはいけない、その中で失われていくものや足されていくものがあり、でもそれがあの晩までのHさんが来てからの関係の結晶と思うとすごくどんなふうに描かれているのかが楽しみです。

朝四時に一番冷え込むことがわかったので、ちょっと寝て夜中の三時くらいに起きて、ガーッと幕を張った。
除雪車が帰っていく音を聞きながら寝た。

22日。二度目の火曜日。
落としたオレンジのパスケースを警察に取りにいった。緊張した。
帰り道で携帯電話を落とした。引き返して探して見つけ出したが、落とし物し過ぎである。
人形つかいの方がいらっしゃった。
カボチャの煮付け、ビールを使ったパウンドケーキなど、ごしょうばんにあずかる。
記者さんとカメラの方が来た。梁の上に仁王立ちして写真をとってもらう。
カメラマンの方(女性でもカメラマン、でいいのだろうか)ははしごをぐいぐいのぼり、Hさんもぐいぐい上り・・・はじめてHさんが来たときは高いところにのぼるのをHさんが渋っていたことを思い出した。帰り際にHさんの携帯電話で一緒に記念写真までとってもらったりして嬉しかったです。

会場で絵を描き始めた。
恐ろしいことに・・・寒すぎて絵の具が乾かない。
指や耳が痛い。吐く息が白い。
恵まれていると思った。


23日。
今村しずかさんという方のギターソロのライブを会期中に会場でやることになるかも!CDで曲を聴かせていただく。
年内に打ち合わせがあり、お会いできるそう!わあ!やった!
そのライブまでに今描いている絵を展示できるようにしたいなーと思いつつ描くも絵の具が乾かず。
そうか、その方のライブがあると思うとまた、絵もかわった。

いつもブログに記事を書いてくださる栄通さんが、幕を張る前に来てくれていたが、また来てくれた。奥様と待ち合わせとのこと。
↓展覧会のはじめの時の栄通さんの記事。
http://sakaidoori.exblog.jp/12532056/
自分で描いてるところはビデオを撮れないので撮っていただくことにした。
はじめてビデオカメラを使う、ということで、私はにわかヨドバシになった。

ビデオなどを時々撮る。会場の記録とかそういう問題だけどそういう問題ではなくなってきたかもしれない。
けれど、展覧会を開く度に会場写真をみても「残したいのはこういうことじゃないんだよな・・・本当は」と思っていたことをビデオで残せばいいんだーと思った。でも写真で記録した方がいいことと、ビデオで記録した方がいいこと、両面から自分の行いを見ることが必要だ。
こうやって日記に書くことは、どっちかっていうとビデオよりだ。

それにしても絵の具が乾かない。ドライヤーが必要なのか。

夕方に映像や身体を主なメディアにして制作している石黒翔くんがお母様ときた。
縦横無尽だった。
撮ってもらった。

翔くんとは同じ高専を出てミュージカルの劇団で何年か一緒に活動していた。
でも私が劇団を辞めて以来は、お互いなんだか遠いところでやっているなあと思いながら、ときどき公演を観に行きながら活動していた(私は)。
ほどなくして翔くんも劇団を離れ、一人で活動するようになった。
今は舞台を観に行くと時々翔くんと客席であう。
最近たびたび交差する。
札幌が狭いといえばそれまでだけれど、そうは思わない。距離が近くても交差しない人とは交差しないし、遠くても、するときはする。
もしかすると直接顔を見たことも声を聞いたこともなくても、交差したりするかもしれない。

年の瀬のせいか余り人は多くは来ない。でも、それでいいし、むしろそのようにあることが、いま、ここではいい。
(いま、ここではいい、ってとこだけど。)
私の展覧会を見に来るとかじゃなくてここに来て会えるってことが、ここでは重要だ。私に会えるから重要っていうのは私の中では完璧におかしくて、お互い、会えるのが重要だ。
中森さんに会いにきた方とも会えるし。素敵です。

残念ながら力至らず、会っているのに会えていないこともあるかもしれないけれど。
「なんで今自分生きてるんだろう」と思って制作してるっていったけど、つまるところ、「会いましょう」かもしれない。

地下通路とは全く違う質のものがもともとその場に流れている。
そこで何をするかだなあとは思いつつ、まあ今のままだと不親切な気もするしなあと思いつつ。
なんにせよ、問われるのはこれが終わった後のことだが、生きてるときは、今の中にしか居られないので、やる。
今の中にはこれまでとこれからがあるというから、別に切り離されている訳でもないんだろうし。
展示だから。
必ずどこかで突き飛ばすことが必要なんだと思う。そういう構造なんだなと思った。
| morimotomegumi | - | 10:56 | - | - |
前夜と最初のひと(最初のひと)
15日の朝、4時に起きた。
真っ暗でうんうんいいながらおきて、寮を出た。
すっかり雪降りで、しかも路面はアイスバーンの道路状態的に最悪な状態で何度か転んだ。
バスは徐行で高速を走った。

8時にテンポラリースペースに着いた。
最後の展示のチェックをしたけどやっぱりまだ何か足りないと思う。やりたいことはやった。でも伝えるためのスキルや計画性の、固さが足りないと感じた。原始的で宗教領域にあるかたまりだなと思った。
もっとボディーを使わなくてはと思った。

ざらつこう。

最初に誰が来るかなーという話になった。
母から度々メールが来た。晩ご飯はいるかと聞かれた。その日は実家で寝ようかなーと思い立ち「いる!」と答えた。
でもなぜこのタイミングで・・・と思った。
「あー、これは・・・」と思った。
で、最初にきたのは母と妹だった。
お土産にお稲荷をくれた。
お稲荷って・・・!

起きること、起こすこと、その人となりとその周りのことは相似形をしていると思う。
かたちとかたちが引き寄せあうことをものを造形するひと、たとえ美術や芸術やそれと意識していない日常動作の中でも造形の意識を持つひとは身体で手のかたちであの感じで感じられるのではと思う。(ただ、誰の体験している感覚も比べることはできない。感じとることが出来るだけだと思う。)
ただし、その感覚を誰も彼もが均一に感じられる訳でもないと思う。いろんな要因で、それこそあるかたちを作った時にどうしても生じる歪みやむらのように、クリーンな空間を作るために生まれた切りくずまで含めると果たしてその空間はクリーンかどうかということのように
世界に生じる力にはむらがあるので、どうしてもそういったものを感じづらいひと、場合がある。
自分がやりたいことを表現することが出来た時に、その先をどうするか、造形の専門性はそこに発揮されるものであり、専門としてやるということはそこを歪みのある場所をピンとはじくための波長にチューニングする能力へ指向することかと思う。

固さと柔らかさを使い分ける筋力が必要なんだ。
(天才はそこを乗り越えることがあるかもしれない。開いちゃってる奴が天才なら天才もまた歪みの中の開けちゃう地場のところにたまたまいた奴が天才になっちゃうんだと思う。)

私にはまだ筋力とそれを扱うことによって生まれる調整力が欠けている。
でもないわけじゃない。感じることが出来る分はある。
誰にもある。
筋力や調整力がスポーツ選手のためのものではないように、ある。
ただ選手になるための筋力や調整力にははっきり言って欠けているのだ。(世界大会レベルでの)
そこを指向するかどうかからの問題だ。

母も妹もすごくはしゃいでいた。妹はテンポラリースペースが気に入ったようだ。いいと思う。特にテンポラリーにあるはしごをめぐっては二人の思い出と今の状況がみえてすごく面白かった。
母も妹も芸術とか美術とか音楽とか文学とかそういうワード自体にはアンテナを張っていないので、テンポラリースペースに来なかった、関係しなかった可能性が大いにある。
それを自分が関係して、母も妹も関係した、しかも二人とも二人の記憶の中の何かとその場所を繋がらせた、それっていいじゃないと思う、それでいいじゃないと思う。

妹は私がテンポラリーで測量してつくったオブジェ(を使った遊び)を気に入ってくれたようでこれを私の部屋にもつくってくれといった。
「でもあなたの部屋にこれつくれる場所ないじゃない」っていったら「あ、そうか」っていっていた。
色々と象徴的だった。

騒がしい訪問だった。それから、すごく楽しかった。
実家は母と妹の場所になっていて、そこにいく私は何となくお客さんの気持ちがあるように思っていたけれど、一瞬そうじゃなかったときのことがよみがえった。

歴史には残らないけど、こういうことだったのかなーとおもった。
| morimotomegumi | Diary | 22:06 | - | - |
「くものお」・展覧会の現場へ
今年度末から来年度のはじめまで個展を開かせていただきます!

展示現場作業を明日からちょくちょく始めます。
地味なことばっかりやってるので作業公開ではないのですが、森本、札幌にいます。
札幌いる間は缶詰ですが。
いっそのことフェルトに包まれて救急車で運ばれてみる?みたいな。
いるんだなーと思ってくだされば。

というわけでご案内。
もしかするとテンポラリースペースの中森さんが「歯磨きのように毎日つける」ブログに何か載るかもしれないなどと思いつつ。


森本めぐみ展「くものお」
会期:2009年12月15日(火)〜2010年1月13日(日)
   午前10時〜午後7時  ※月曜、12月31日〜1月3日は休廊
場所:テンポラリースペース
   北海道札幌市北区北16条西5丁目
   tel/fax011−737−5503

テンポラリー通信(テンポラリースペース・中森さんのブログ。)
http://kakiten.exblog.jp/

ひゃー。
今すっごく、ドキドキしてます。
| morimotomegumi | News | 13:12 | - | - |
もうすぐ札幌地下鉄、「500メートル美術館」での展示が終わります。
11月いっぱいの展示なので、今週末までです。
なんのかんので、今自分がここにいるということの中で、やりたいことの中で、つなぐ言葉を知らない中で、真っ当につくれたような作品だと思っています。
(もちろんいつだって、やりきれてるけど、やりきれていない・・・っていうのはある。)
ちょっと真面目すぎるな、っていう気はしますが。
今週末で最後の週末なので最後の記録を週末は取りにいこうと思っています。
大通り駅とバスセンター駅の間にある地下コンコースの真ん中あたり、北電ビルの真下あたりの空間に作品が、あります。

さっぽろアートステージのサイト
http://www.s-artstage.com/2009/

市民記者ブログに記事を書いてくださった方が・・・。
http://www.s-artstage.com/2009/blog/?p=172#more-172


今年の11月しか現れない作品なので本当は毎日いきたいくらいですが、あんまり作品をいい子いい子するのもね。
ちょっと悪い子なところだってあるわけですものね。
| morimotomegumi | News | 15:55 | - | - |
I am not a girl.が
I am not a girl.が中国のShanghai MOCA, 北京今日美術館にそれぞれ一点ずつ展示されることになりました。
詳細情報はまだ入ってきていないのですが、初展示の時には手のひら一つ分だけ、離して隣り合わせで展示していた絵が上海と北京の距離にまで離れたことはなんだかとても不思議です。
「ただただすごいなー」という気持ちです。その間を旅の手配をしてくださっている方々には本当に感謝。
| morimotomegumi | News | 15:23 | - | - |
さいきんのこと
22歳の始まりの日から個展をやることも決まり、毎日毎日がどう生きようかと必死で楽しいです。どうしたらみんなが豊かになれるんだろうなあと・・・。
そんなことをいろんな人にあって、ちょっと私アレが足りませんのでほんとアレなんですが・・・いろいろ教えてもらってる気がします。
ひらいてひらいて・・・です。

さてさて・・・すっかりこちらも上海から帰ってきて以来放置ぎみだったわけですが、10月中に作品のページとか更新したいです。
もう、どんどんすべてが過去に過去になってしまって、振り返られなくなったらどんどん死んでいってしまいそうでそれはなんだか切ない。許せぬ。

今は刺繍づけの日々。
去年の冬に鮭のふるさと館で鮭からいただいてきた鮭皮に刺繍してます。
今年も鮭が遡上してきたようでもうすぐ一年経つのか。。。
早いものです。
作品にするまでは踏ん切りがつかなかったけどつくり始めるとやっぱり感情移入しちゃうなあと思います。結局鮭のことはわかりきれないんですが、鮭に移入している私がわかってくるだけなんですが、それだけでも・・・よかったと思います。もっと先いけたらすごい、いいけど。

迷惑かけないように・・・かけてるけど。。。
すごいかけてるけど、なるべく・・・がんばります。
| morimotomegumi | Diary | 15:56 | - | - |
明日で
上海での展示が終了します。
なんだか遠いところに自分の作品があるようですが、それでも上海の距離はずっと近くなりました。

いつもいつも、これは一つのステップストーンだと思うのです。
でもステップストーンだって、ちゃんとしたステップストーンが欲しいじゃない。
ぐらぐらじゃ次にはいけない。

| morimotomegumi | Diary | 01:50 | comments(17) | trackbacks(0) |
告知!Point of color
今週末、金曜日から始まりました!
オープニングパーティーにはたくさんの方が来てくださり、いろんなお話、出会いがあってとても素敵でした。
自分にとって展示自体も、今の区切りとこれからへのステップストーンとして、及第点と課題点がまたみえた気がします。
お時間ございましたら、ご高覧いただけると嬉しいです。


Point of Color ー4人のいろ・4人の平面ー

最近、特に積極的な製作活動と新しい絵画の流を作っている若手アーティスト、笠見康太、蒲原みどり、西田卓司、森本めぐみによる平面作品を中心とした展覧会です。笠見康太は表面的に60年代70年代を思わせる大胆でシンプルな構成の抽象絵画を製作しているが、表層に現れる微妙な筆跡は大胆な構成だけに留まらず何層もの痕跡や物質感を感じさせます。蒲原みどりはモノトーンの繊細な線を集積させ具象絵画を描いています。重々しくも軽やかな線で人物、動物、昆虫、植物を描き、時には「トリック」「いたずら」の手法も使い幻想主義的な雰囲気を醸し出します。西田卓司は色彩豊かな構成主義的な感覚の持ち主で、平面作品と立体作品の両方を手掛けています。理路整然とした構成の中に遊び心がり、今回のアーティストの中で一番「色」を感じさせてくれます。森本めぐみは今回のアーティストの中で一番最年少ですが、しっかりとした画力と筆さばきには定評があります。描かれるほとんどが自画像で、彼女自身のイメージするファンタジー世界の主人公となっています。この方向性も技法も異なる現代作家4人の素敵な感性に是非、触れてみてください。

参加作家 笠見康大 蒲原みどり 西田卓司 森本めぐみ

会期 7月17日(金)〜7月29日(水)日曜祝日休館
時間 13時〜23時
会場 CAI02 札幌市中央区大通西5丁目 昭和ビルB2
オープニングパーティー 7月17日(金)19時〜
主催 CAI現代芸術研究所
| morimotomegumi | News | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
もうすぐ上海!
明けて次の水曜日、17日から一週間の上海、北京の旅です。
半分以上は搬入とはいえ、はじめてであう人々との出会いに胸弾むこと弾むこと、と言った感じです。

作品にタイトルを付けていて、とみに最近思うことですが、
名前のついていない部分の方が大事です。
そのために名前を付けるのかもしれません.
名前からはみ出させるために名前をつける、教えていないことを伝えるために教える、
間違いのところにその人らしさがあるけれど、決まりがあるからはみ出せる。んじゃないかな。

決まりは守られるためにあるのではなく、破られるためにあるんじゃないかな。
私が私でいなくちゃいけないのは、私が私でなくなるためなんじゃないかな。

おっと、上海の話からははみ出てしまったけれど、
「がいこく」にいくなんて、すごい越境!
落とし物しないように気をつけて行ってきます.


| morimotomegumi | Diary | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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